「最近のAtom（Celeron）は一昔前のCore i5に匹敵する」は本当か
「最近のAtomは馬鹿にできない、一昔前のCore i5に匹敵する」という噂をよく耳にするが、本当なのだろうか。Passmarkのスコアをもとに、比較してみよう。
スコア比較
いきなりだが、さっそくPassmarkのデータをグラフにまとめてみた。PassmarkのCPUスコアは、用途別などの細かいところまで比較するのには精度に欠けるが、いろいろなCPUのデータがあるのでざっくりと比較するのには便利だ。
Core i5の末尾U（薄型ノート用）、Core M（低消費電力・モバイル用）、Atom・Celeron（低性能）の第4世代から第8世代までを比較した。（Core Mについては、第4世代時には存在しなかったのでデータなし）
見ての通りだが、最新のCeleron、N4120はシングル・マルチコアともにCore i5-4200Uに迫る性能を発揮している。これはすごい。Core i5は第2世代以降ならまともに使えるので、それに比肩する最新Atomも十分使えそうだ。
↓最新Atom搭載PC。安くて高性能。割とおすすめ
結論
私が持っているAtom機は第5世代止まりなので、Atomは遅くてイライラして使えない印象があったが、最新のAtomはそこそこ使えるようだ。
