GPD Pocket用ツール「CPU Power Limiter」のパフォーマンスを測ってみた
節電効果絶大と話題のMiyake氏作成のGPD Pocket用CPU Power Limiterでどれくらいパフォーマンスが落ちるのか検証してみた。
環境
- 発熱要因と考え、充電器は繋がず。
- パワープランはMAXパフォーマンス。
- テスト間隔を十分に開け、アイドル状態からベンチ。
実験結果
Cinebenchのマルチをぶん回した。
数回やって平均取るのがいいんだろうが面倒なので一度ずつしか走らせてない。結果は以下のようになった。
設定 | スコア |
---|---|
(起動前) | 142cb |
100% | 143cb |
90% | 87cb |
50% | 50cb |
未起動時と100%設定でスコアが変わらないことから、100%でもターボは効いていることがわかる。一方で90%設定になるとパフォーマンスがかなり落ちることから、90%以下の設定ではターボが無効。(これはWindowsの電源プランでの挙動と全く同じ)
体感では50%は耐えられない遅さ。節電になるとはいえおそすぎて時間かかって却って電気消費しそう。そもそもが遅いAtom、それに半減のハンデ追わせたらあかんね。
結論
バッテリーを節約したいなら90%設定一択。それ以下では遅くて使い物にならない。ターボを切る方法があれば最高なんだけどね。