iPad Proこそ未来のコンピュータである
ついにiPadがCore i7にGeekbenchスコアで追いついた。13インチMacbook Pro(Mid 2018)のスコアをシングル・マルチコアともにiPad Proが抜いたのだ。4コアのCore i7の性能をARMアーキテクチャのiPadが抜いた。
どうもAppleはMacbookでもARMへの移行を検討しているようで、2020年には自社製ARM系CPU搭載のMacbookが見られるかもしれない。Windows on ARMなどが登場していることからもわかるように、業界の一部ではx86離れが始まっている。アップルはiPadをパソコン代替として前面に押し出しているが、性能面では十分パソコンに追いついたといえるだろう。
今まで弱点とされてきた専用アプリだが、ここ数年でだいぶ充実度を増してきている。今までiOSの弱みだった重く複雑な作業をするアプリも数々登場してきている。Photoshopはフル機能のiPad専用設計のものが今年中にリリースされるし、4K動画の編集なども軽々なLumaFusion、Officeもマクロを使わない編集程度なら十分な機能を揃えている。
Apple 11インチ iPad Pro Wi-Fiモデル 256GB スペースグレイ MTXQ2J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: Personal Computers
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まだ制限は多いが(特に対応する外部機器が少ない)、圧倒的な電池持ち、小型・薄型フォームファクタなど従来のノートパソコンにはない強みもある。ようやくiPadもWindows・Macなどと肩を並べるプラットフォームになりつつあると思う。