yellowmikan’s diary

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GPD Pocket 2の販売が10月に決定、まもなくIndiegogoにて投資受付開始

私が愛用しているGPD Pocketの後継機、GPD Pocket 2の後継機が今年10月発売に決定しました。GPD WINとほぼ同じスペックだったGPD Pocket。Pocket 2の性能もほぼGPD WIN 2と同じ感じになりました。

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造りはGPD Pocketと同じくマグネシウム合金。GPD Pocketよりもさらに薄型化しています。ディスプレイは同7型の同じ解像度のものです。Pocketで好評だったThinkPad互換のスティック式ポインティングデバイスは廃止され、光学式のものが搭載されました。権利関係の問題なのか、筐体薄くするためなのか。これは賛否両論ありそうです。

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刷新されたCPU、性能は倍に

CPUにはCore m3-7Y30を搭載。第7世代Kaby Lakeのチップです。前機種のAtomからはグラフィックス・処理速度ともに二倍と、大幅に性能が向上しています。前機種に続きこちらもファンを用いたアクティブクーリングを採用。長時間の使用でも排熱は問題なさそうです。音が鬱陶しいときはファンをワンタッチで無効化することもできます。

賛否両論ありそうな変更点の数々

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キーボードはキーをガッツリ減らし、一つ一つのキーを大きくしうちやすさを向上させています。これが吉と出るか凶と出るか…。前モデルもあれはあれで慣れたらそこそこ使えましたもんね…。

メモリは4/8GB搭載。全モデルは8GBのみだったので、4GBモデルの登場は少し謎が残ります。

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ポート類は、Pocketにはついていたmicro HDMI端子が廃止され、代わりにmicroSDスロットとUSB Aポートが追加されました。USB-Aが2つついているのはかなり便利ですが、大画面への出力が若干面倒になりました(USB-Cから出す感じです)。もちろんイヤホンジャックは継続してついてます。

ストレージはeMMC 5.0の128GB。WIN 2がm.2のSSDを搭載していたことから、こちらもSSD化するかと思われましたが残念ながらこちらは据え置き。GPD社によると、SSDの搭載も検討したが消費電力が大きく、電池の持ちを優先するために搭載を見送った、とのことでした。同社によると、前機種Pocketと同じeMMC搭載ですがCore m3搭載による帯域の増加の影響で読み書きの実測値は向上しているそうです。また、microSDカードスロットもつくようになったのでストレージの増設ができるようになりました。

充電用のType CポートはPower Deliveryに対応。50%を30分で充電できます。多くのモバイルバッテリーでも充電ができることが売りです。

倍の性能、倍の価格!?

価格は、早期出資で569ドルから、小売価格は729ドルから。前モデルのほぼ倍です。こういったニッチなデバイスにここまでお金を出す人はあまり多くないのではないかと若干心配です。ポインティングスティック(いわゆる乳首)がなくなっているのも痛いところ。光学式のものでは精密な操作が難しかったりするので、否定的な意見も多く聞きます。

総評:私はスルーします!

私は今回はパスですね。GPD社の製品は電源が不安定だったり不安要素も多く、ここまで出資して購入する気は湧きません。所詮オタクのおもちゃだと私は思っているので。実用的に考えると、これを買うくらいならSurface Goをおすすめします。10型にはなりますが、マイクロソフトという大手のサポートがついているのは心強く、性能面・価格面ともにそこまでの差はありません。

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